こんにちは、富山です。
先日の古巣訪問で、
ブログへのプレッシャーが
だいぶ増進しております^^;
6月に入りまして、
社労士にとっては
身の引き締まる季節に
なりました。
6月~7月にかけて、
社労士は繁忙期!
企業の労働保険と
社会保険の年に1度の
更新の様な手続きがあり、
顧問先の分を一手に
引き受けるのです。
今回はそんな中から、
労働保険の噺です。
※尚、タイトルの「緑色の封筒」。
「高齢者・障碍者雇用状況報告」
というものも、一部の企業には
届いているようです。
同じく、
社労士が対応できますので、
ご相談ください。
さて本題の労働保険に戻ります。
ご存知の方には
基礎知識になりますが、
「労働保険」とは
労災保険と雇用保険を
総称したワードになります。
”保険”というからには
保険料がかかっております。
労災保険は全額企業負担です。
雇用保険は一部、
労働者も負担しており、
毎月のお給料から引かれています。
この時期に求められるのは、
その労働保険料の計算と、
申告・納付の手続きです。
労働保険料はまず、
「過去1年間で、これだけ
労働保険料を支払いました!」
という”確定保険料”と。
「今後1年間で、これだけ
労働保険料がかかりそうです!」
という”概算保険料”を算出し、
その2つの差額を、
納付・還付する手続きです。
正直、
かなり神経を尖らせます^^;
まず、顧問先から賃金台帳を頂き、
内容を精査しますが、
その時点でミスを発見することも
多いです。
雇用保険が正確に
控除されていない…。
特に昨年度は
年度の途中で
保険料率が変わっています。
他にも、
役員を除外したり、
退職者の賃金も計算したり、
賞与も計算したり…
社長さん、
日々の業務もお忙しい中で、
やっていられますか?^^;
今からでも!という方、
是非ご相談ください。
また、ご自分で
頑張りたい方には
厚労省のHPにて
便利なツールも紹介されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/roudouhoken.html
こちらのページの中ほどで、
「年度更新支援ツール」
というものが紹介されています。
賃金台帳が複雑でないなど、
自分でも十分できそうという方、
是非こちらも
活用してみてください!
社労士も
このツール活用しております^^;
さて、私も血眼になって、
本日も顧問先の賃金台帳を
精査してまいります(汗
富山 直樹
<編集後記>
社労士試験の時期が
近くなり、
受験のアドバイスを
求められることも増えました。
この労働保険に関する項目、
正直かなり実務的なので、
社労士事務所で修行するまで、
あまりイメージが
わきませんでした。
社労士事務所で勤めることは、
社労士試験に有利とは
言い切れませんが、
少なくとも労働保険
に関しては、
私は修行を始めたことで、
かなりイメージができるように
なりました。