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WEBLOG 労務関連 採用コンサルティング

ITスキル+@も見極められるテスト~採用コンサルの噺~

こんにちは、富山です。

最近、士業仲間から

採用の相談を受けることが

よくありました。



「60歳超の人から応募が

来ているんだけれど、

ITスキルも心配だし…」



お気持ちはよくわかります。

しかし、

60歳超でもバリバリ

活躍している方もいますし、

年金支給年齢を超えている

私の父もIT企業に

未だに勤めているので、

今でもガジェット系の

相談に乗ってもらうことが

あります。



一方で、若いからと言っても

「スマホは使いこなせるけれど、

PCは全然ダメ・・・。」

なんていう方も増えている

と感じます。



大学のレポートですら

スマホで書く人がいるらしいので、

ある意味驚きです(笑)



早速話が脱線気味ですが、

そんな方に私がした

アドバイスは、

お金もかけずにできる

ある1つの採用試験です!



それは、


「何でもいいので、

無料でできるWEBの

タイピングテストを

探してください。

そして応募者に

『下記URLのタイピングテスト

を〇回受験して、

一番よかった結果の

スコア部分だけを

スクリーンショット(画面コピー)

に納めて、jpegファイルで

×月△日◇時までに、

メールで送ってください。』

と課題を出してください。」



という内容です。

一見すると、

ただ単にブラインドタッチや

タイピングのスキルを

見ているだけの様にも

感じられますが、

この採用試験には

様々な要素が

含まれています。



<タイピングスキル>
お仕事で十分な速度が

出せていますか?

判断基準として

是非、今職場で活躍

なさっている他の

従業員の方にも

受けていただき、

速度を比較して

みてください。


<ITスキル>
スクリーンショット(画面コピー)

とれますか?

まさか、画面コピーとまで

書いているのに、

PC画面をスマホカメラで

写したものなんか

送ってこないですよね?


<自主性・自助努力>
仮にスクリーンショットの

やり方を知らなかったとしても、

自分で調べてやろうと

しますか?

「スクリーンショットって

どうやってとればいいんですか?」

なんて聞かれたら、

実際にお仕事に入ってからも、

自分で調べずに

色々聞いてくるかも

しれませんよ?



<指示を聞くか?>
このテストでは

「スコアの部分だけを…」

「jpegにして…」

という部分もミソに

なっています。

「スコアの部分だけ」

と書いているのに、

画面全体のスクリーンショットを

送ってきていませんか?

また、前項とも絡みますが、

トリミングの仕方が

解らなかったとしても

ちゃんと自分で調べて

やってきますか?



「jpeg」とファイル指定

しているのに、

「png」等で送ってきて

いませんか?

そして再び前項とも絡みますが、

変換方法がわからなかったとしても、

ちゃんと自分で調べて

やってきますか?



以上の様な点が

判別できるテストに

なります。

「重箱の隅を

つつきすぎでは?」

と思われるかもしれませんが、

応募者の方にとっては、

人生がかかった採用試験

ですよね?

そんな重要な場面で、

上記のようなことに

気を付けられない

方でしたら、

残念ながら入社後の

普段のお仕事でも

細かい部分に

気を配れない方かも

しれませんよ。



上記の例はあくまで、

一般的なお仕事の採用を

前提とした採用試験です。



業種によっては

他の方法での応用が

できるかと思います。



手軽にできる方法なので、

気になった方は是非、

試してみてください!


富山直樹

<編集後記>
今回は銀行時代の

衝撃(笑撃)エピソード

3選!

どれも、上記の基準では

アウト!

そもそも、若手職員は

金融知識がないと

「金融マンとして

自助努力が足りん!」

と叱責を受けるのに、

その前に

「社会人として

自助努力が足りん!」


と言いたくなるケース。



【第3位】
「触っていないのに、

業務用スマホの画面が

消えちゃった!」

→時間経過しただけ



【第2位】
「いくら印刷かけても

紙が出てこない!」


→紙切れ


【第1位】
「パソコンの画面が変!」

→スクリーンセーバー



(笑)

ちなみに全部、

他の仕事中に呼びつけられ、

対応を求められました^^;

仕事の効率最悪ですよね(苦笑)

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WEBLOG 社労士 雑記

社労士試験勉強法の噺

こんにちは、富山です。

今年度の社労士試験から

約2週間が経過しました。


リベンジを誓う方は

来年度の予備校、

学習方法を

模索中の時期かと思います。


私も合格した年ですら、

確実にダメだと思い込み、

問題集を引き続き

継続しておりました^^;


予備校、通信講座、

参考書独学等々

人それぞれ方法は

あると思います。


ここで一つ、

判断基準になる

材料のお話を

したいと思います。



あなたは、

視覚優位ですか?

聴覚優位ですか?




これは妻から指摘を受け、

私も初めて認識しました。



私は聴覚優位です。

耳から来た情報が

頭に入りやすく、

歌の歌詞や

落語・講談を聞くと

すぐに覚えます。

(ちなみに、

ギタリストのくせに

音感は弱いです^^;)



そして、妻は私と逆で

視覚優位です。

本を読むのが早く、

目で見た情報が頭に

入りやすいです。



それぞれ逆を

言いますと、

私は本を読むのが遅く、

また聴覚が敏感なため、

苦手な音や声に

大分敏感です。



少し話はそれますが、

特徴のあるボーカリスト

で好き嫌いありますよね?

例えば、

B’zの稲葉浩志さん。

LUNA SEAの河村隆一さん。

声が特徴的で

人気もありますが、

声が苦手な人も

それなりにいらっしゃいますよね?

その感覚が私は強いです。

※念のため言いますが、

稲葉さんも隆一さんも

大好きです^^;



そして視覚優位の妻は

映画や解説動画を見るよりも、

本やテキストで読んだ方が

早く、逆に動画や音声は

自分のペースが乱れて

イライラする感覚だそうです。



さて、これを試験勉強に

置き換えると

どうでしょう?



聴覚優位の私は、

最終年は初めて受講した時の

先生を追いかけて

今いらっしゃる予備校を調べ、

その方の講義が聞ける

通信講座を受講しました。

常にBGMのようにその先生の

講義を流して

とにかく耳で聞いていました。



逆に視覚優位の人は、

テキストの中身が充実していて

自分が読みやすい講座を

判断基準にするのが

よいでしょう。



また、目からの情報が

入りにくい聴覚優位の

私に向いているのは、

解説が図式化されていたり、

資料がシンプルで

解りやすいものを選ぶのが

良いのではないでしょうか。


あなたは、

聴覚優位ですか?

視覚優位ですか?


是非、参考になさって

みてください。


富山直樹

<編集後記>


私の具体的な合格体験記は、

是非こちらのページを

ご覧ください。

https://www.agaroot.jp/sharo/column/r3-01/

当時、大河内先生という

講師を追いかけての

受講でしたが、

この年を最後に、

この学校を辞められて

しまいました。

最後に間に合って

良かったと思っています。