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五月病対策

こんにちは、富山です。

すっかり不定期なブログに

なってしまいすみません(汗

お陰様でお仕事が増えており、

今後も不定期な気まぐれブログ

になる予感しかしないこと、

どうぞご了承ください^^;



さて、今回のテーマはズバリ

「五月病対策」

一般的に五月病と言いますと、

なんとなく体調が良くない、

だるい、憂鬱、

やる気がでない等々

といった症状があると

思います。



4月からの環境変化から

疲れが現れ始める、

また気候の変化等で

自律神経が乱れることも

大いに原因として考えられます。


そしてそんなことが原因で

「社員が突然

会社に来なくなってしまった…」

なんていうことも!?



そんなときの予防策について、

今回は書きたいと思います。



突然来なくなり、

退職代行サービスを

使われたなんて言うのは

まだ良い方だと思います。


問題は音信不通になった場合。



「あの野郎、3日間も

無断欠勤しやがって!

クビにしてやる!!!」


なんていうのは通じません。

無断欠勤や音信不通が

何日以上続いたら

退職を含めどういう

処分になるか、

ちゃんと就業規則、

または雇用契約書に

書いてありますか?

一般的にこうしたケースでは、

14日程度、長いところでも

30日程度で定めている会社が

多いように感じます。



そして会社側も、

この間に連絡を取ろうと

試みる必要はあります。

万が一にも事件や事故に

巻き込まれている

可能性も否定できませんからね。



少し話はそれますが、

法学部の学生が1年生の刑法で

「罪刑法定主義」

という言葉を習います。

簡単に言いますと、

「犯罪を処罰するには
あらかじめどのような行為が、
どのような罰で処罰されるか、
あらかじめ定めて
おかなければならない。」


というものです。

犯罪ではありませんが、

会社のルールも同じです。

あらかじめ定めて

おかなければ、

何かあったときに

対処できない。

何か起きてからでは

遅い!

社労士が、就業規則や

雇用契約書にうるさいのは、

こういった視点も

あります。



そして、もう1つの対策

としてご提案するのが、

”入社時に

「身元保証書」

または

「緊急連絡先」

をもらっておく”

というものです。

「身元保証書」は

近しい親族等に、

万が一企業に損害を与えた場合に、

保証人が本人とともに責任を負う

契約書のことです。

いざとなればこちらの方に

連絡し、対応をとることが

できるというわけです。



私の銀行員時代は、

やはりこの点が厳しく、

入社時と5年目に

身元保証人の更新が

ありました。



また、「身元保証書」までは

必要ないとしても、

「緊急連絡先」を控えておくことは

おススメいたします。

今回の例の様な

トラブルだけでなく、

仕事中に事故が起こって

しまった場合でも役に立ちます。


「いい大人が…、

保育園じゃあるまいし…。」

と思われるかもしれませんが、

転ばぬ先の杖。

用意しておいても、

損はないと思いますよ!?


富山 直樹



<編集後記>


先日、2年間修行をしていた

社労士事務所を

訪問してきました。

お世話になった方が、

ご退職されるとのことで

ご挨拶に。

久々にお会いした方々から

言われた言葉・・・


「ブログ書けよ!」


いや、読んでたんかい!(笑)

はい、書きましたよ(笑)

見ましたら

「見たよ!やっと書いたな!」

とでもLINEください!

ブログ更新の

いいプレッシャーになります^^;

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「メンタリングマネジメント」~社労士を志した理由 陽編~

こんにちは、富山です。

前回のブログとの前後編。

社労士を志した理由について

書かせていただきます。



銀行員2年目の

支店長のパワハラ。

最後は

「お前は自●しそうだな(笑)」

とまで言われ我慢は限界。

〇国での共産党批判、

〇シアでのプ〇チン批判

に該当する様な行為、

人事部への告発をした私。

最終的に支店長は更迭。



支店に残った私の状況は

最悪でした・・・

半分くらいの人は私に

同情してくれましたが、

残りの半分には思いっきり

批判されていました・・・。

「あれ位で騒ぎやがって。」

「あんなのまだ良い方。」

「昔に比べればなんてことない。」

「私も言われてるよ?」


等々、直接言われたり、

陰口を言われたりという環境。



また仕事の方も外回りの営業から、

内部の事務に配置転換

されていました。



この状況下での私は、

完全に不貞腐れました(苦笑)

昼休みはたっぷり1時間取得し、
(ちなみに今までは15分位)

定時になればそそくさと帰る。

夕方の営業周りやチラシ配り、

休日の地域イベントへの

ボランティア参加は欠席。

懇親会や飲み会も全て欠席。

仕事でトラブルが起きれば、

「自分はミスしていない」と

主張する。




最初に助けようとしてくれた

リモコンの副支店長とも、

忠告を無視して

人事に告発したことや、

不倫自慢を散々聞かされたことで、

関係が悪化(苦笑)



「『自●』なんて言葉が

平気で職員に言えて、

しかもその環境が当たり前な

会社なんてこっちから願い下げだ。

こんなところにいたら、

人間がおかしくなる!」

と考えて反抗し、

自分からも完全に孤立する状況を

作ってしまっていました^^;



多分誰もがそう遠くないうちに

退職すると思っていたはずです。



しかし、1人だけ。

私を全力で助けようとしてくれた

人が現れました。



更迭された支店長に代わり、

新たに赴任してきた支店長です。

(わかりやすくするために、

更迭された支店長をP支店長、

新任の支店長をK支店長と

以下表記します。)



K支店長は当時、

全店で一番若い支店長で、

2店舗目の支店長として

赴任してこられました。



私は正直、

「もういいよ、

ほっといてくれ・・・」

という感じでしたが、

このK支店長は一言で

わかりやすく言うと、

松岡修造氏の様な人でした。



恩人に対して失礼な言い方ですが、

本当にしつこかったです。


何しろ初めて会った時、

既に話が伝わっていたようで、

いきなり私の両肩を掴むと、

「あなたが働きやすい

職場を作るのが僕の仕事です!

任せてください!」

と言われました(笑)

松岡修造氏風…(笑)


支店長の仕事が忙しい中で、

ほぼ毎日の様に1対1で話す

時間を作ってくれました。



そしてその内容が、

福島正伸 先生の

「メンタリングマネジメント」


でした。

内容については割愛しますが、

経営者やコンサルタントの間では

有名な先生で、

自立型人間、メンターを育成

するためのセミナー開催や、

書籍執筆を行っている方です。

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前回のブログで少し、

クーデターで銀行の経営トップが

変わったとお話ししましたが、

その中で、職員全員に

この福島先生の講義受講が

計画されていました。



最終的に私も直接受講しましたが、

当時はまず、支店長全員に受講させ、

反応を見ている段階でした。

毎週のように本店に通い

セミナーを受けたK支店長は、

その内容をそのまま私に

個人講義をするように

しつこく励まし続けてくれました。



「ピンチはチャンス」

(K支店長)
「あなたは辞めようとしていた。

でもこうしてまだ

私の下で働いている。

それだけで大きな

チャンスじゃないか!」



「夢を持って働きなさい」

(K支店長)
「あなたは若くして

パワハラにあい

誰よりもつらさが

わかっている。

だったら今度はあなたが

助けられる人間に

なればいいじゃないか!」



このような内容をほぼ毎日、

松岡修造氏の熱量で

“しつこく”言われ続けました。



そうした日々を過ごしていると、

確かにそれができれば本望だ。

残った意味もある。

でもどうすればいい?

考えた結果、

「人事部で働きたい!」

という願望を持ちました。

ハラスメントの起きない

環境づくり。

早期発見と環境改善。

予防のための研修。

「誰もが働きやすい職場づくり」

に貢献したいと考えました。



しかし、当時まだ3年目の若手です。

そんな簡単に希望は通りません。

だったら何か力をつけるしかない!

ということで思い立ったのが、

人事労務の専門家、

社会保険労務士でした。



資格を持っていることを

アピールすれば、

人事部への道も

開けるのではないか?



調べてみると当時、

母校の明治大学と

資格学校のTACが組んで、

学内で社会人向けの

圧縮講座が開催されていました。

週2での通学になります。

一度ガイダンスに出席し、

受講を決めました。



そのことをK支店長にも

伝えました。

(K支店長)
「やったじゃないか!

夢を見つけたじゃないか!

よし分かった!

その講義がある日は、

誰が何と言おうと俺が

残業させない!

行ってきなさい!

夢を叶えてきなさい!」



こうして私の受験勉強が

スタートしました。



しかし、K支店長の下で

1年ほど働いた頃。

私の異動の辞令が出ました。

実はこれもK支店長の

計らいでした。



「パソコンをはじめ

ITツール全般に長けている。」

「内部事務に精通している。」


と、私の評価を人事部に

挙げてくれていました。



それが人事部の目に留まり、

本部で企業として遅れていた、

銀行業務のIT化推進に

取り組むことになり、

本部の為替(振込)部門へ

異動が決まりました。


(K支店長)
「富山さん、これ

チャンスかもしれないよ!?」



その言葉の通りでした。



パワハラ告発で浮いていた支店から

新しい部署へ移動したことで、

関係はすべてリセットされました。



(異動先の上司)
「人事に『若くて内部事務知ってて

パソコンに強いの寄こしてくれ』と

依頼して、来たのがオマエだよ。」



請われていった場所で、

また、得意分野の仕事であったため、

仕事で大いに力を発揮する

ことができました。

異動して数か月後には

大きな仕事を任されるようになり、

管理職や役員の方々に混ざって

重要な書類や資料作りも

担当させてもらえました。



わずか1年ちょっとでしたが、

社会人として

不貞腐れていた私を復活させ、

夢を持つきっかけを与えてくれ、

力を発揮できる場所を与えてくれた、

K支店長。



私の人生の中の恩人の一人です。

最終的に銀行の人事部で

働く夢はかないませんでしたが、

この人がいなかったら、

社会保険労務士 富山直樹は

誕生しなかったでしょう。

K支店長こそ、

本当の自立型人間、

メンターだったと思います。

K支店長への感謝は、

これから社労士として

働いていくうえで、

忘れません。



富山 直樹


<編集後記>

私を助けてくれた

K支店長。

失礼ながら、

実は銀行内で、

滅茶滅茶評判の

悪い方でした^^;


「K支店長に助けられた。」

「恩人と思っている。」

と言うと、

知っている多くの方が

「はぁ????」

「オマエ、頭大丈夫か?」

というような

リアクション(笑)



本部でご一緒した

調査役が訳を教えてくれました。



「K支店長は昔、

すごいパワハラ系だった。

●●支店で、

私が副支店長。

K支店長も当時まだ


副支店長。

そして支店長が

あなたにパワハラをした、

P支店長だった。

当時はKさんが凄い

パワハラ気質で

P支店長が注意する


程だった・・・。

そのあと支店長になって

Kさんも色々反省した

のではないかな?

だから富山君を

助けてくれたんだと思うよ!」




知った時の気持ちは

ちょっと複雑でした・・・。

でも、助けてくれた事実と、

感謝の気持ちは変わりません。

K支店長、

私はまだあの時の夢、

追いかけ続けていますよ。