カテゴリー
WEBLOG 社労士 雑記

明日は我が身

こんにちは、富山です。


現在、社労士界隈で

大事件発生中です。



社労士向け業務システムで

シェア率No.1の「社労夢」

というシステムが、

サイバー攻撃を受け、

利用できない状態に

なっております。



弊社は社労夢は使って

おりませんが、

私が修行時代に使っていたのが、

社労夢でした。

そして知り合いにも沢山、

社労夢を使っている

先生方がいらっしゃいます。

「大丈夫ですか?」の

連絡を入れるのも、

躊躇います・・・。

(直接ではない形で

連絡した方もいますが…。)



大丈夫なわけ

ないですから(汗

だって前回のブログで

書いた通り、

6月~7月は

社労士の繁忙期!


そんな時にクライアントの

従業員情報はもちろん、

クライアントの情報も

見れなくなって

しまっているのですから。



そして、犯人も

敢えてこの時期狙って

ランサムウェアを

仕掛けてきたのでは?と、

思えてなりません。


//////////
ランサムウェアとは、感染すると端末等に保存されているデータを暗号化して使用できない状態にした上で、そのデータを復号する対価(金銭や暗号資産)を要求する不正プログラムです。
//////////

(引用:警視庁HP)



もっとも、

業務システムがなくても

別でクライアントの情報を

控えていたり、

他の方法を使えば

手続きを行うことは

可能です。



私もいまだに、

内容によっては

電子を使わずに

紙で申請することも

あります。



しかし、今回の事件。

明日は我が身と思わずには

いられません。



今一度、

いざという時に備え

情報の管理やセキュリティ対策を

チェックしておこうと

思う次第でした。


富山 直樹


<編集後記>

こうした情報管理系の

話題になると、

どうしても

銀行員時代を思い出します。


銀行で情報管理が厳しいと

思われたエピソード。

・社内PCでWeb見れない。

・職員個人にメアドがない。

・食堂でiPad使って社労士の勉強
 していたら怒られた。

・原則カバン禁止
 (手ぶら出勤していたころも、
 結構ありました。)

等々・・・。

面倒だし非効率的だとも

思いましたが、

万が一にもこういうことが

起きてはいけない

組織ならではと

思い返しています。

カテゴリー
WEBLOG 労務関連 社労士

緑色の封筒 届きましたか?

こんにちは、富山です。

先日の古巣訪問で、

ブログへのプレッシャーが

だいぶ増進しております^^;



6月に入りまして、

社労士にとっては

身の引き締まる季節に

なりました。



6月~7月にかけて、

社労士は繁忙期!

企業の労働保険と

社会保険の年に1度の

更新の様な手続きがあり、

顧問先の分を一手に

引き受けるのです。



今回はそんな中から、

労働保険の噺です。



※尚、タイトルの「緑色の封筒」。

「高齢者・障碍者雇用状況報告」

というものも、一部の企業には

届いているようです。

同じく、

社労士が対応できますので、

ご相談ください。



さて本題の労働保険に戻ります。

ご存知の方には

基礎知識になりますが、

「労働保険」とは

労災保険と雇用保険を

総称したワードになります。



”保険”というからには

保険料がかかっております。



労災保険は全額企業負担です。

雇用保険は一部、

労働者も負担しており、

毎月のお給料から引かれています。



この時期に求められるのは、

その労働保険料の計算と、

申告・納付の手続きです。



労働保険料はまず、

「過去1年間で、これだけ

労働保険料を支払いました!」

という”確定保険料”と。

「今後1年間で、これだけ

労働保険料がかかりそうです!」

という”概算保険料”を算出し、

その2つの差額を、

納付・還付する手続きです。



正直、

かなり神経を尖らせます^^;

まず、顧問先から賃金台帳を頂き、

内容を精査しますが、

その時点でミスを発見することも

多いです。

雇用保険が正確に

控除されていない…。

特に昨年度は

年度の途中で

保険料率が変わっています。


他にも、

役員を除外したり、

退職者の賃金も計算したり、

賞与も計算したり…



社長さん、

日々の業務もお忙しい中で、

やっていられますか?^^;

今からでも!という方、

是非ご相談ください。



また、ご自分で

頑張りたい方には

厚労省のHPにて

便利なツールも紹介されています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/roudouhoken.html


こちらのページの中ほどで、

「年度更新支援ツール」

というものが紹介されています。

賃金台帳が複雑でないなど、

自分でも十分できそうという方、

是非こちらも

活用してみてください!


社労士も

このツール活用しております^^;

さて、私も血眼になって、

本日も顧問先の賃金台帳を

精査してまいります(汗



富山 直樹


<編集後記>

社労士試験の時期が

近くなり、

受験のアドバイスを

求められることも増えました。

この労働保険に関する項目、

正直かなり実務的なので、

社労士事務所で修行するまで、

あまりイメージが

わきませんでした。



社労士事務所で勤めることは、

社労士試験に有利とは

言い切れませんが、

少なくとも労働保険

に関しては、

私は修行を始めたことで、

かなりイメージができるように

なりました。